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アニメ調と実写風のAI映像、どちらで作ればいいのですか。
アニメ調と実写風のAI映像のどちらで作るかは、名前のある登場人物を、2本目以降も同じ姿で出したいかどうかで決めるのが早道です。私の制作では、どちらも料金・修正の回数・納期が同じなので、値段で選ぶ必要はありません。
この記事では、両方を作っている制作者として、画風の決め方を書きます。あわせて、選んだ画風で作り方の何が変わるのかも書きます。
例に出す実写風のCMは、架空の音楽フェスを題材に自社のポートフォリオとして制作しているもので、実在の依頼ではありません。
結論から言うと、アニメ調と実写風のどちらがいいのですか。
決まった登場人物を繰り返し出すならアニメ調、その場にいる感覚や人の表情を見せたいなら実写風が向いています。
アニメ調では、最初に登場人物の顔や服を決めるキャラクターデザインを作ります。この工程は1分の基本料金に含まれているので、会社の案内役のような人物を、2本目以降の映像にも同じ姿で出せます。
実写風には、このキャラクターデザインの工程がありません。その代わり、人の表情や肌・服の質感、人の多さといった、その場にいるような感覚を画で見せることに力を使います。
どちらが優れているかではなく、映像で何を伝えたいかで向き不向きが分かれます。
AIで作らずに、撮影したほうがいいのはどういう場合ですか。
実在の社員やお店、商品そのものを見せたい場合は、AIではなくカメラで撮影する映像を選んでください。
実写風のAI映像で実在の人物に似た顔が出たら、そのカットは作り直します。既存のアニメのキャラクターや、他社の商標が入った画も作りません。
・実在の社員が話す採用動画
・お店の内装を正確に見せる紹介動画
・商品の手触りや色味をそのまま伝える映像
こうした映像は、撮影をしている制作会社に頼むほうが向いています。私のところでは撮影を行っていません。実在の人を映したい場合は、どこまで作れるかを内容を伺って個別に判断します。
実写風を選ぶと、作り方の何が変わるのですか。
実写風では、アニメ調よりも画の質感を細かく書き込む指定が増えます。
架空の音楽フェスを題材にした自社の実写風CMでは、指定する項目を6つ決めました。群衆・ピントの奥行き・肌や服の質感・影・動きのブレ・フィルムの粒子です。書かずにおくと整いすぎた画になって違和感が出たので、この6項目は最初に書く指定にしています。
このCMは15秒でセリフを入れず、朝の斜光・昼・夕陽・夜の照明の4つの時間帯を1本に通す構成にしました。光の違いを見せ場にするのではなく、来場者の表情が読める画を中心に組んでいます。アニメ調で同じ指定が要るかどうかは、まだ確かめていません。
迷ったときは、何から決めればいいですか。
「この映像に、名前のある登場人物は必要ですか」という問いから決めてください。
必要ならアニメ調、要らないなら実写風を候補にします。そのうえで、次の2つを確かめると迷いが減ります。
・同じ人物を、2本目以降の映像にも出したいか
・セリフで説明したいか、音を切っても伝わる画にしたいか
音を切って見られる広告なら、セリフの無い実写風でも、画と文字だけで成立するように組めます。自社の実写風CMも、情報はすべて画面の文字に持たせる設計にしました。
費用と期間はどのくらいですか。
1分あたり75,000円(税抜、税込82,500円)で、アニメ調でも実写風のAI映像でも同じです。
この金額には、絵コンテ・動画生成・動画編集の3つの時点で、それぞれ1回までの修正が含まれます。修正の条件も、画風によって変わりません。標準の納期は1分で2〜3週間です。1分を超える場合は、内容を伺ったうえで個別にお見積りします。金額と条件は2026年10月時点のものです。
norip studio の拠点は愛知県名古屋市です。打ち合わせから納品まで、オンラインのやり取りで進めています。
画風が決まっていない段階からでも、ご相談いただけます。ヒアリングとお見積りは無料です。